内臓脂肪と生活習慣病の関係。内臓脂肪レベルが上がると危険

最近お腹が出てきなぁと悩む中年男性は多いのではないでしょうか?

実は、ぼくもその一人です。

男性はもともと内臓脂肪がつきやすいのですが、特に中年になると基礎代謝が低くなって太りやすくなるので更に内臓脂肪がつきやすくなります。

ただ体型が変化するだけならそれほど問題ないのですが、内臓脂肪は生活習慣病を引き起こす様々な物質を分泌します。

つまり内臓脂肪レベルが上がると重大な病気にかかってしまうかもしれません。

内臓脂肪も生活習慣病も悪い生活習慣が生み出すものであり密接な関係があるのです。

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内臓脂肪が多いために引き起こされる生活習慣病

内臓脂肪レベルが上がるとどのような生活習慣病にかかってしまうのかを見ていきましょう。

高血圧症

高血圧症とは、最大血圧が140mmHg以上、または最小血圧が90mmHg以上の状態をいいます。

高血圧症になると、血管にかかる負担が大きくなり、動脈硬化を促進し、心筋梗塞や脳出血、脳梗塞を引き起こすほか、心臓肥大や心不全のリスクが高まります。

年齢が高くなるにつれて血圧が高くなるのは、体内の脂肪、特に内臓脂肪が増えるためだと考えられています。

脂肪が増えると、脂肪組織にまわる血液量が増加することになります。

そのため、末梢まで血液が流れにくくなり、より血圧を上げなければ全身に血液を送ることができなくなるのです。

また、内臓脂肪からは、血圧を上げる物質が分泌されるので、内臓脂肪が多いと血圧も上がりやすくなります。

高血圧は食生活や睡眠不足、喫煙や飲酒などによって引き起こされます。

更に、高血圧の人は、健康な人に比べて心筋梗塞などの心臓病になる確率が3倍ほど高くなります。

糖尿病

糖尿病とは、インスリンというホルモンの作用が低下したため、体内に取り入れられた栄養素がうまく利用されずに、血液中のブドウ糖が多くなっている状態です。

インスリンとは血糖値を下げるホルモンです。

インスリンは膵臓(すいぞう)で作られ血液中に放出されますが、太っているとインスリンの働きが悪くなります。

インスリンの働きが悪くなると困るので、膵臓が頑張ってたくさんのインスリンを放出します。これを「インスリン抵抗性」と呼びます。

インスリンの働きが悪くなるたびに、膵臓が頑張ってインスリンを放出しますが、内臓脂肪からは次々にインスリンの働きを悪くする物質が分泌されるので、インスリン抵抗性を悪化させてしまいます。

一生懸命頑張っていた膵臓も、次第に疲れてしまい、とうとうインスリンを出さなくなってしまいます。

こうなると薬物による治療が必要になります。

膵臓がインスリンを作り、十分に働いてくれているうちに、食生活の改善と適切な運動を行い、肥満を解消したいですね。

脂質異常症(高脂血症)

脂質異常症とは、血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多すぎる病気のことです。

肥満になったり、食べ過ぎたりすると悪玉コレステロールが増えてしまいます。中性脂肪は、脂っこい食事や甘いお菓子、アルコールの取りすぎで増えます。

脂質異常症により、脂肪が増えすぎたドロドロの血液は流れが悪くなります。

また、血管に脂が沈着すると、狭くなって詰まりやすくなったり、弾力を失いもろくなります。

そうなってしまうと「動脈硬化」になってしまう可能性が高まります。動脈硬化が進むと、狭心症や心筋梗塞、脳血栓や脳梗塞などを引き起こしてしまうでしょう。

内臓脂肪が多い人の多くに脂質異常症が見られます。

脂質異常症の改善に効果的なのは、適度な運動や禁煙、動物性脂肪や糖分の多い食事を控えることです。

心臓病

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ここでいう心臓病とは、狭心症と心筋梗塞のことです。

狭心症は動脈硬化が原因で血管が細くなり、血管から酸素や栄養が十分に運ばれなくなり、心臓の酸素と栄養が不足することで起こります。

更に動脈硬化が進むと、血栓などで動脈が塞がれ血流が途絶えることで心臓が壊死します。それが心筋梗塞です。

ある調査では、健康な人に比べて心臓病になる確率が、高血圧で3倍、脂質異常症で4倍、喫煙で2倍も高くなるそうです。

更に、この3つの危険因子が重なると16倍にもなるそうです。気をつけたいですね。

まずは自分の体質をチェック

内臓脂肪の多い肥満になってしまうことで起こり得るリスクを見ていきました。

これらの症状を回避するためには、バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠といった規則正しい生活が不可欠です。

最近お腹が出てきたなぁと感じたら、すぐに体質改善に取り組みましょう。

自分は肥満じゃないから大丈夫!と安心している人こそ要注意です。隠れ肥満の可能性もありますよ。下記のリンクで自分の体質をチェックしましょう。

BMIと体脂肪率の2つの指標で肥満度をチェック!体質を正しく診断しよう

2016.10.27

生活習慣病の多くは、初期に痛みなどの自覚症状がほとんどありません。気がつかないうちに進行して、気がついたときには手遅れになっているかもしれません。

自分は大丈夫だと油断せずに、自分の体質をチェックし、日頃から規則正しい生活習慣を心がけましょう!

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