投資信託の基準価格って安い方がお得感があるけど投資成果には関係ない

どうも、UNIESTAです。

投資信託を購入しようと思ってファンドを見ていると「基準価格」ってものが気になりますよね。

ファンドによって基準価格は様々。

1口12000円のファンドもあれば、1口7500円のファンドもあります。一見すると基準価格の安いファンドの方が高いファンドよりお得な気分になるのではないだろうか?

しかしこの基準価格の「高い」「安い」は投資成果には関係ありません。ファンドの良し悪しを決める材料にはならないのです。

スポンサーリンク

投資信託の基準価格って何?

まずは「基準価格とは」何なのか。

基準価格とは、投資信託が現時点でどれくらいの価値があるのかを単位口数あたりで示したものです。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-14-14-29-50

※画像はモーニングスターから転載

画像は私が毎月積立投資しているファンドの1つ「ニッセイ日経225インデックスファンド」の基準価格です。

2016年9月13日時点での基準価格は18051円ですね。

このファンドを1口購入する場合は18051円が必要です。また、このファンドを5万円分購入すると約2.77口を得ることになります。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-14-14-30-59

※画像はモーニングスターから転載

画像をもう1つ。これは「日経225ノーロードオープン」の基準価格です。

ニッセイ日経225インデックスファンドも日経225ノーロードオープンも日経平均株価に連動することを目的としたファンドです。

2016年9月13日時点での基準価格は11305円ですね。

このファンドを1口購入する場合は11305円が必要で、5万円分購入すると約4.42口を得ることができます。

一見すると基準価格が安い「日経225ノーロードオープン」の方が多くの口数を得られるので「お得」な感じがしますよね。

しかしながら、ここでの基準価格や購入口数は投資成果に影響を与えません。

基準価格では投資信託の良し悪しを判断できない理由

ニッセイ日経225インデックスファンドと日経225ノーロードオープンのように、18051円のファンドと11305円のファンドであれば、安いファンドの方が多くの口数を得ることができるので「お得」のような気分になります。

しかし「基準価格では投資信託の良し悪しを判断できません」。

その理由は「基準価格」がどのようにして決まるのかを理解すればわかるはずです。

基準価格に違いがあるのは設定日が違うため

投資信託の基準価格は設定日前日を10000円として設定されます。設定のタイミングが違えば基準価格は大幅に異なります。

ニッセイ日経225インデックスファンドの設定日は2004年1月28日で、日経225ノーロードオープンの設定日は1998年8月21日です。

1998年8月21日の日経平均株価は15277円で、2004年1月28日の日経平均株価は10845円でした。

ということは、2004年1月28日にニッセイ日経225インデックスファンドが基準価格10000円でスタートしたとき、日経225ノーロードオープンの基準価格は10000円よりも下落しています。

おそらく2004年1月28日の日経ノーロードオープンの基準価格は約7000円でしょう。

この2つのファンドは日経平均株価への連動を目指すファンドなので、その後の基準価格は同じように上下します。

なので分配金の配当などがなければ、この2つのファンドの基準価格が縮まることはなく、ニッセイ日経225インデックスファンドが日経225ノーロードオープンよりも高いのは当たり前なのです。

分配金によって基準価格は変動する

分配金を出すと、その分だけ基準価格は下落します。よって毎月のように分配金を出しているファンドは基準価格が低くなります。

分配金を出さない方が「複利を活かす」という意味では有利です。

ファンドを長期間保有し、複利効果を活かしたいと考えている人にとっては「分配金を出さない」ファンドの方が魅力的でしょう。

基準価格の設定日が同じであれば、分配金を出すファンドよりも出さないファンドの方が基準価格は高くなります。

基準価格が高いファンドの方が、分配金を出さないファンドで長期運用には都合の良いかもしれません。

基準価格が安ければ良いというわけではないのです。

投資信託は基準価格で選ぶべきではない

上記の理由を考えれば、基準価格の高い安いで投資信託を購入するべきではありません。

購入時の基準価格は、その後の投資成果に影響を与えるものではありません。

投資信託の良し悪しを判断するポイントは、もっと他のところにあるので注意が必要です。

投資信託を選ぶときには「販売手数料」「信託報酬」「分配金」など、もっと重要なポイントがあります。

投資信託の基準価格だけを見て、安いから「お得」だろうということで購入してしまうと後々後悔してしまうかもしれませんね。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です