資産運用は複利の力を活かせ。単利運用では金持ちになる前に死んでしまう

資産を増やしたければ「投資」を行うことが大切です。

以前「不朽の名作から学ぶ貯金方法とお金の増やし方」という記事で紹介しましたが、バビロンの大富豪や本多静六さんは「収入の一部を貯金」し「貯めた資産を投資し運用」することで、「雪だるま式」に資産を増やしました。

彼らのように「投資した資産を雪だるま式に増やす」ためには「複利を活かした運用」を行うことが必要です。単利運用ではお金を雪だるま式に増やすことはできません。

では単利と複利の違いは何なのでしょうか?

そして複利を活かすためにはどのような運用をしたら良いのでしょうか。

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単利とは?複利とは?

【単利と複利】(iFinanceより)

単利は、利息(金利)の計算方法(表示方法)の一つで、当初の元本に対してのみ、利息が計算されるものをいいます。

複利は、利息(金利)の計算方法(表示方法)の一つで、一定期間毎に利息を元本に組み入れ、その元本に対して利息が計算されるもの(利息が利息を生むもの)をいいます。

例えば元本100万円を年率10%で5年間運用した場合の単利と複利の違いを見てみましょう。

【単利の場合】

年率10% 利息 総資産
1年目 100万円×1.1 100000円 1100000円
2年目 100万円×1.1 100000円 1200000円
3年目 100万円×1.1 100000円 1300000円
4年目 100万円×1.1 100000円 1400000円
5年目 100万円×1.1 100000円 1500000円

【複利の場合】

年率10% 利息 総資産
1年目 100万円×1.1 利息100000円 1100000円
2年目 102万円×1.1 利息110000円 1210000円
3年目 104.04万円×1.1 利息131000円 1331000円
4年目 106.12万円×1.1 利息164100円 1464100円
5年目 108.24万円×1.1 利息210510円 1610510円

表をみてください。単利運用の場合は2年目も5年目も利息が10万円ですが、複利運用の場合は2年目の利息が11万円、5年目の利息が約21万円となります。

単利は元本に対してのみ利息がつく計算方法ですが、複利は利息を元本に組み入れて計算するので「利息が利息を生む」ことになります。

これが雪だるま式に資産が増える理由ですね。

このことによって5年後には複利運用のほうが1.61倍も資産を増やせることになります。

アインシュタインが絶賛した複利運用の威力

もう少し「複利運用の威力」を感じてみましょう。

例えば元本100万円を年率10%で40年間単利運用した場合、40年後の資産は500万円(利息は400万円)です。

一方で元本100万円を年率10%で40年間複利運用した場合、40年後の資産は約4500万円(利息は約4400万円)です。

先ほどは5年後の比較でしたが、今回は40年という長期運用で比較してみました。この場合、複利運用のほうが単利運用よりも45.26倍も資産を増やせることになります。

単利運用と複利運用の違いは、5年間の運用では1.61倍の差でしたが、40年間の運用だと45.26倍の差となりました。

このように長く運用すればするほど「複利効果」が大きくなり資産が増えていきます。

他の例も考えていきましょう。

大学を卒業し新社会人になったばかりのサラリーマンが毎月5万円を投資し、年利10%で65歳までの43年間ほど運用した場合、資産は約4000万円まで増えることになります。

43年間で投資した金額は約260万円です。260万円が4000万円になる可能性があるのです。

これが複利運用の威力ですね。

あのアインシュタインは複利の威力を「宇宙最強の力」「最大の数学的発見」と絶賛したそうです。

銀行預金ではお金持ちになる前に死んでしまう

銀行預金の金利を見ていると、ぼくが利用している銀行の金利は0.030%です。非常に低い金利ですよね。

この金利で元本100万円を単利で40年間運用したとしても、40年後の資産は101万2000円です。100万円を40年間預けても「たった12000円の利息」しかつきません。

仮に1000万円を預けたとしても利息は120000円。1億円を預けたとしても40年間で利息は1200000円ですよ。はっきり言って預ける意味がないですね。

ただ金利が0.03%だと複利で運用しても大差ない結果となります。

金利0.03%で元本100万円を40年間複利運用したとしても、40年後の資産は101万2070円です。単利と複利の差は70円しかないですね。

これは単利か複利かというよりも金利の問題ですね。つまり銀行預金では増えないということです。

ぼくは現在35歳なので、40年後は75歳。銀行預金ではお金が増える前に死んでしまいますね。

流動性資産として銀行預金を利用するのはありですが、お金を増やしたければ投資し複利で運用するほうが可能性ありますね。

複利で運用する方法

銀行の定期預金で複利運用を行うことも可能ですが、先ほども述べたように銀行は低金利なので預けても増えません。

お金を増やしたいのであれば「ある程度リスクをとって運用」することが必要です。

つまり銀行預金ではなく、投資信託や株式、債券やREITなどで運用するということです。これらは元本割れの可能性もありますが、資産を大きく増やす可能性も持っています。

はじめの一歩は投資信託での運用がオススメ

これから複利運用を行いたい人には、投資信託で「ノーロード」「分配金再投資型」「インデックスバランスファンド」がオススメです。

ノーロードについては別の記事で書いているので参考にしてください。

投資信託の積立は手数料無料のノーロードがポイント。良心ある証券会社を探せ

2016.09.04

特に毎月5万円ずつ投資信託を購入するといった積立投資を行う場合、購入するたびに手数料を取られてしまうと運用成果が上がりません。

証券会社や銀行の販売員は手数料が高い商品を勧めてきますが絶対に買わないほうが良いですよ。

複利を活かすなら分配金再投資型

投資信託の長期運用で「複利を活かす」のであれば「分配金再投資型」の投資信託を選びましょう。

複利運用は利息を元本に組み入れて「利息が利息を生む」ことがメリットです。

分配金を現金化してしまうと「複利効果を最大限に活かす」ことができません。

分配金が再投資型なのかそうでないのかは投資信託を選ぶときに、商品の「目論見書」を見ればわかります。必ず目を通して確認するようにしましょう。

インデックスのバランスファンドとは

インデックスファンドとは「市場の平均と同じような動きを目指すファンド」です。何千何万とある株式の中から「有望な株式」を見分けることはプロのファンドマネージャーでも難しいことです。

インデックスファンドは市場の平均を目指すので、大きく値上がりすることを望めませんが、逆に大きく値下がりするリスクも軽減できます。

また「商品を選ぶ手間が減る」「購入手数料が無料」「管理費が安い」といったメリットもあります。

バランスファンドとは「株式や債券など複数の資産を組み入れた投資信託」のことです。

ぼくが保有しているセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを例に見てみましょう。

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※セゾン投信ホームページより

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを購入するだけで、資産クラスを保有することができます。セゾンの場合は株式と債券が50%ずつですね。

さらに株式は米国、欧州、日本、太平洋、新興国に分散投資されています。

バランスファンドのメリットは、複数の資産クラスを保有できることと、資産配分をプロのファンドマネージャーが行ってくれることにあります。

例えば個別株で米国、欧州、日本、太平洋、新興国に分散投資しようとしたら莫大な費用が必要ですよね。しかしバランスファンドを購入すれば、莫大な費用をかけずに分散投資が可能です。

またセゾンのように株式と債券を50%ずつ保有したいと思っていても、株式や債券は値段が上下するので資産配分のバランスが崩れてきます。

その場合はリバランスというものを行ってアセットアロケーション(資産配分)を整えなければいけません。この面倒な作業をプロのファンドマネージャーが代わりに行ってくれるのです。

ちなみにアセットアロケーションは投資成績の8割を左右すると言われています。

話を戻しますが、インデックスのバランスファンドとは「インデックスファンドのメリット」と「バランスファンドのメリット」を兼ね揃えた商品だということです。

これから投資を始める人に優しい商品ですよね。

オススメはセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

先ほども紹介しましたが、ぼくが初めての資産運用で選んだのは「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」です。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、これ1本で世界30カ国の株式と世界10カ国の債券を保有することができるので、リスクを分散する意味でも良い商品だと思いました。

それにセゾン投信はフィデューシャリー宣言をし「顧客のニーズに応える」会社を目指しています。

セゾン投信はフィデューシャリー宣言で「販売手数料はお客さまの投資効率を悪化させるとの考えから、徴収いたしません」と言っています。

こういう良心的な販売会社を応援したいですよね。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドについて、もっと詳しく知りたいという方は資料請求してみてはいかがでしょうか。

分厚い資料を送ってくれますよ。

セゾン投信HP→セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

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