リーダーシップを考える。人を動かすポイントは自分以外の視点

30も半ばを過ぎるとリーダーシップを発揮しなければいけない場面が多くなります。

リーダーとしてプロジェクトを成功させるときに大切なのは、「チームの団結心を高め」たり、「ひとりひとりの能力を最大限に引き出す」ことではないでしょうか。

しかしながら「思うように人が動いてくれない」と感じることもあります。

なぜこちらの意図をわかってくれないんだ?

リーダーとして相手を引っ張ろうと思えば思うほど歯がゆさを感じることが多々あります。

そんなときに出会ったのが、D・カーネギーの「人を動かす」

相手のことを考えられなければ人を動かすことはできない、そう教えられました。

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人を動かす3原則は「非難しない」「素直に評価する」「欲求を誘う」

【カーネギーの人を動かす3原則】

①批判も非難もしない。苦情もいわない

②素直で誠実な評価を与える

③相手の欲求を理解し誘う

カーネギーの人を動かすは、1937年に初版が発行され、累計で1500万部を売り上げた自己啓発本です。

その本のなかで書かれている「人を動かす3原則」は①批判も非難もしない。苦情もいわない、②素直で誠実な評価を与える、③相手の欲求を理解し誘うということ。

誰かに自分の望むことをさせるためには、自分以外の視点、つまり相手の立場になって物事を考える必要があります。

批判は相手の反抗心を起こす

カーネギーは批判は相手の反抗心を起こすと言っています。…間違いないですね。

ACジャパンの「こだまでしょうか」のCMを思い出しました。

「遊ぼう」っていうと「遊ぼう」っていう。「ばか」っていうと「ばか」っていう。

「もう遊ばない」っていうと「遊ばない」っていう。

そうして、あとでさみしくなって、「ごめんね」っていうと「ごめんね」っていう。

こだまでしょうか、いいえ、だれでも。

相手にどのような反応を求めているのか?

相手に求めている反応を、自分が相手にしなければいけないですね。

相手に怒りをぶつければ、相手は怒りを返してくるでしょう。自分の態度や発言によって相手をどうのように変えたいのかを考えなければいけませんね。

目的は相手を打ち負かすことではありません

相手を認めることから始める

自分が部下だった場合、どういう上司だと「やる気」がでて「この人のために」という気持ちになるでしょうか。

自分をコマの一部のように扱う上司ですか?自分を重要な人物だと認め尊重してくれる上司ですか?

ぼくは重要な人物だと認め尊重してくれる上司ですね。

上司に「俺についてこい」と言われても、ただ命令されているだけでは「無理だ。ついていきたくない」と思ってしまいます。

重要な人物だと認め尊重されていると感じるのは「判断を任されたとき」や「仕事ぶりを認めてもらえたとき」ですね。

どんな状態であれポジティブなアクションを起こし上司の期待以上の成果を上げて評価される部下もいますが、ただそれは「部下の能力・ポテンシャル」であって、上司のリーダーシップがそうさせたわけではありません。

優秀な社員がたくさんいて天秤にかけられ、「這い上がってこい。嫌なら辞めろ」と言える環境であれば、やる気のない部下に「甘えるな」と突っぱねることも可能ですが、そうでなければ不可能です。

限られた戦力のなかで、ひとりひとりに最大限の力を発揮してもらうためには「やる気スイッチ」を押してあげて「この人のために」と思わせるリーダーシップが必要でしょう。

その鍵は「相手を認めること」です。

相手の利益を考える

客というのものは自分で買いたいのであって、売りつけられるのは嫌なのだ。それにもかかわらず、セールスマンの大多数は、客の立場で考えて売ろうとしない

カーネギーは「人の行動は、何かをほしがることから生まれる」と考えています。

リーダーとして人を動かそうと考えた場合に「自分の思い」や「自分のやりたいこと」ばかりが優先され命令しているだけでは「人は動きません」。

人を動かしたければ、動かそうと思っている「相手の利益を考える」ことが重要です。

自分にとって何のメリットも感じないのに「尽くせる」ほど献身的な人などいませんよね。

そういった部分もコントロールできてこそのリーダーシップなのだと痛感しました。

上から目線で「最近の若いやつは」とか「根性がない」とか言っている人は、ダメな理由を外的要因に求めるのではなく、自分のリーダーシップを見つめ直す姿勢が必要ですね。

相手の立場になって考える

人を動かしたいのであれば、動かしたい人の立場になって物事を考える必要があります。

これまでの私には「自分以外の視点」というものが足りなかったのだと感じました。もっと早くこの本を読んでいれば良かったな。

まぁ今だからこそ本の内容を素直に受け入れられたのかもしれませんけどね。

カーネギーの「人を動かす」は「人を動かす3原則」だけでなく、「人に好かれる6原則」「人を説得する12原則」「人を変えるための9原則」についても言及しています。

うまくリーダーシップを発揮できない。

人間関係に悩んでいる。

売り上げを伸ばしたいセールスマン。

上記に該当する人は絶対に読んで損のない本だと思いますよ。

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